光学関連量子光学・量子コンピューティング
広島大、光子が直線運動しない原因を量子干渉で解明一サニャック干渉計で古典予測17%に対し実測11%
広島大学の研究グループは、サニャック干渉計で位置幅・運動量幅を55µm相当に制御した光子の重ね合わせ状態を生成し、100mm先の位置分布を測定。古典力学の直線運動から予測される17%に対し実測は11%にとどまり、その差が位置と運動量の量子干渉に起因することを定量的に示した。
光子の伝搬を古典近似で扱えない領域が実験的に切り分けられたことは、量子光学計測・量子鍵配送・光量子コンピューティングでの誤差要因の理解に結びつく。高精度干渉計、低ノイズ光源、単一光子検出といった量子光学向け機器の需要を後押しする成果である。
引用元:OPTRONICS ONLINE