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『iQoM』ピコ秒からフェムト秒へパルス圧縮!│Vol.92

製品紹介

【sevensixTV】に第92弾の動画を更新しました。

00:08 iQoMの紹介
02:07 ファイバ長の関係性
03:01 iQoM のパルス圧縮

本動画では、超短パルスファイバレーザー『iQoM』をパルス幅・パルス圧縮についてご紹介します。 実際に、パルス圧縮を行いピコ秒パルスからフェムト秒パルスとなる様子をお届けします。

▶ 振動安定性についての動画  超短パルスレーザー『iQoM』動作中に思いっきり振ってみた│Vol.73
▶ 『iQoM』詳細情報
▶ これまでのiQoM関連動画 再生リスト

++++(動画内より一部抜粋)+++++

パルスレーザーでは、パルス幅をコントロールすることによって パルスのピークパワーを変化させることができます。
例えば、パルス幅を長くし、ピークパワーを小さくすることで チャープパルス増幅のようにダメージや不要な非線形効果の心配なく 増幅をおこなうことができます。
逆にパルスのピークパワーを高くすることで、非線形効果を活用し 超広帯域光を発生させたり、多光子や非線形顕微鏡として ご使用頂くことが可能になります。

このように、iQoMは通常ピコ秒のパルス幅で動作を行い パルス幅やスペクトルの仕様については 範囲を持った形で記載しています。 これはiQoMの出力ファイバを延長することによって、 パルス幅やスペクトルの状態は変化するからです。

続いてこちらの図は、iQoMの出力ファイバ長を延長した長さに対しての スペクトル幅とパルス幅の変化を表しています。

ファイバによる自己位相変調と波長分散により、ファイバを長くするほど スペクトル幅とパルス幅は広くなっていきます。
スペクトル幅が変わることによって パルス圧縮した際にどこまで、圧縮することができるかも変わってきます。 具体的にはファイバを追加しない場合では およそ 200 fs 以下へのパルス圧縮 に対し、 6 m 追加した時には 100 fs 程度へのパルス圧縮が可能になります。

ーーーーー(省略)ーーーーー

iQoMは使い方によって ピコ秒レーザーとしても、フェムト秒レーザーとしてもご使用頂くことができます。
ピコ秒レーザーとしては、出力ファイバーを調整し パルスストレッチすることで、簡単に増幅することもできます。
フェムト秒レーザーとしては 多光子顕微鏡や非線形顕微鏡の光源などでご使用頂けます。

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