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250W出力の超短パルスレーザー用光増幅モジュール『aeroGAIN-ROD』│Vol.90

製品紹介

【sevensixTV】に第90弾の動画を更新しました。

00:39 Laser World of Photonics Munichの所感
01:38 ピコ秒、フェムト秒レーザーの超短パルスレーザー市場について
02:38 aeroGAIN ROD 3.1(エアロゲインロッド 3.1)について
04:28 中空コアファイバ型 fsレーザーについて

NKT Photonics社は20年以上にわたってフォトニック結晶ファイバの製造を行っており、2013年に高出力Yb添加光増幅モジュール『aeroGAIN-ROD』シリーズをリリースいたしました。 スマートフォンやラップトップで使われる高品質ガラスの高精度加工の需要にこたえるべく、励起効率と横モード不安定性を大幅改善し、約2.5倍以上の出力が可能な『aeroGAIN-ROD 3.1』をリリースいたしました。

▶  『aeroGAIN-ROD』の製品詳細
▶ 関連動画 LASER World of PHOTONICS 2023/中国・インドのレーザー市場とトレンド│Vol.86   
▶ 関連情報 『aeroGAIN-ROD 3.1』の長期信頼性に関する論文(英語)

#セブンシックス
#NKTPhotonics
#aeroGAINROD
#超短パルスレーザー増幅器
#レーザー

++++(動画内より一部抜粋)+++++

ピコ秒、フェムト秒レーザーの超短パルスレーザー市場は年間約15%の成長率を遂げており、一説では2030年の市場規模は約7500億円に上ると言われています。

その中でもスマートフォンやラップトップで使われる高品質のガラスの高精度加工の需要は年々高まってきています。
フェム秒レーザーを用いた高精度微細加工の多くのアプリケーションでは、幅広い材料やプロセスを高スループットで処理するために、高いパルスエネルギーと平均出力の両方が必要となります。

高出力の超短パルスレーザーは、コールドアブレーション プロセスで熱伝導をほとんど行わずにガラスを蒸発させることができ、
通常ナノ秒レーザーで見られるような熱損傷や微小亀裂のない完璧なエッジを残すことができます。

そこで開発され、新製品としてリリースされたのが、高出力Yb添加ファイバ増幅モジュール『aeroGAIN-ROD 3.1 (エアロゲインロッド 3.1)』となります。 後方励起の光ファイバ増幅システムとしてお使いいただけます。


こちらの比較表をご覧ください。
左側が、現行機であるaeroGAIN ROD 2.1になり、右側が新製品の3.1の仕様になります。

使用されているYb添加ファイバは同じですが、青色にて囲っております箇所にもございます通り、
クラッド吸収率が約10~15%改善されました。

また、横モード不安定性も大きく改善され、ビーム品質を保ったまま、
現行機種である2.1の約2.5倍の250Wの平均出力が得られるようになりました。

aeroGAIN ROD 3.1の長期信頼性に関する情報につきましては、概要欄に記載させていただいております論文を
ご参照いただければと思います。

▶ 関連情報 『aeroGAIN-ROD 3.1』の長期信頼性に関する論文(英語)

こちらの製品のファイバコア径は85umと大口径で非線形性が抑えられるため、効率よく周波数変換を行うができます。

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