【sevensixTV】に第63弾の動画を更新しました。
00:23:CorActive社について
00:58:CorActive社の強み
04:00:マーケット
04:38:パルス発振ファイバレーザー【Nanopeak】
CorActive High-Tech社は、カナダのケベックシティに拠点を置く特殊光ファイバ、加工用レーザーヘッドを製造するメーカです。
特殊光ファイバは、主に光ファイバ通信、産業用途、光センサー向けに展開しており、 世界有数の大手レーザ装置メーカである
中国のHan’sレーザの子会社でもあります。 同社独自技術の「Phosphorus(リンケイ酸)を添加したYbファイバ」は、 フォトダークニングが起こりにくく、965nm辺りで
高い吸収率を持っている為、940-970nm辺りの励起用LDを用いた高効率なkW Ybファイバレーザーの構築に適しています。
■ 関連動画 >> ファイバレーザー/コスパが高いワケ!!│Vol.56
■ 製品詳細 >> CorActive High-Tech社 製品ラインナップ
①ファイバレーザ CorActive社のファイバレーザーは連続発振(CW)のパルス発振の2通り。 キロワット級のYbファイバレーザーモジュールを製造しており、キロワット級のファイバレーザーを内製されたい高出力ファイバレーザー関連会社のOEMとして採用されています。 (※パルス発振ファイバレーザー【Nanopeak】は、2026年現在、本製品は生産終了となっており今は販売しておりません)
②アクティブ光ファイバ CorActiveアクティブファイバは、イッテルビウム(Yb)、エルビウム(Er)、エルビウム/イッテルビウム(EY)、ツリウム(Tm)でドープされており、特定のアプリケーションやお客様の要件を満たすためにさまざまな構成で提供されます。
③パッシブ光ファイバ CorActiveパッシブファイバは、ファイバレーザーおよび増幅器のコンポーネントとビーム供給アプリケーション、または通信ネットワークで使用されるデバイスに使用されます。
00:23:CorActive社について
同社が製造する特殊光ファイバは、主に光ファイバ通信、産業用途、光センサーなど幅広い市場に展開しています。
そしてCorActive社は世界有数の大手レーザー装置メーカーである中国のHan’sレーザーの子会社でもあります。当社の技術部による動画配信で先日「なぜファイバレーザーはコスパが高いのか」という動画を配信しました。概要欄の方にもそちらをつけておきますので、興味のある方は合わせてご確認ください。
00:58:CorActive社の強み
まずCorActive社の強みについてお話しできればと思います。
先ほど申し上げた通り、CorActive社は2016年にHan’sレーザーによるCorActive社の買収により、ファイバレーザーと特殊光ファイバ市場における同社の能力が強化されました。
子会社となった以降も同社はカナダに独立して、光ファイバおよびファイバレーザーの製造・開発の拠点を置いています。
同社の強みは垂直統合で光ファイバの設計および製造を自社で行い、さらにはそれら自社で設計したファイバを最適なファイバレーザー用のガラスプリフォームからファイバレーザーアッセンブリまで、工程をすべてカナダ本社で一括して行っています。
各顧客に対して最適なトータルソリューションを可能としています。

次に光ファイバ単体に関してお話ししていければと思います。
アクティブファイバおよびパッシブファイバの幅広い選択肢を揃えています。
イッテルビウム、エルビウムなどの希土類添加アクティブファイバは、ファイバレーザーやEDFAの構築のほか、最近では光出力光増幅用のイッテルビウムとエルビウム両方添加したファイバは、LiDARアプリケーション向けに光源の最適解としてご使用いただくことも増えています。

パッシブファイバに関しては、ダブルクラッドファイバやシングルクラッドファイバのほか、さまざまなファイバがございます。
ご覧の通りファイバレーザーや光増幅用のほかに、通信ネットワーク向けに光ファイバを提供しています。

また同社独自技術の「リンケイ酸ファイバ」は世界で唯一CorActive社が製品化しています。
このファイバはフォトダークニングが起こりにくく、965nmあたりで高い吸収率を持っており、915〜975nm間での励起用LDを用いた高効率なキロワット級のイッテルビウムファイバレーザーの構築に最適となっています。
CorActive社製品のうち、ファイバレーザーに焦点を当てて次はお話ししていければと思います。
同社が製品展開するファイバレーザーは、連続発振とパルス発振の2通りがあります。前者のCWレーザーは主にレーザー切断、レーザー溶接などで幅広くご使用いただいています。
後者はパルス発振のファイバレーザーについて詳細をお話しさせていただければと思います。こちらのスライドをご覧ください。

04:00:マーケット
まず高い出力パワー、高いパルスエネルギーを必要とされるファイバレーザーの出口市場としては、「レーザー彫刻」「レーザートリミング」「マイクロスポット溶接/切断」です。
あとはイットリウムファイバレーザーとしては「材料加工」が大きな市場となっています。
その他一般的な「MOPA」ファイバレーザーとしての特長は、レーザー用途として幅広い汎用性があり、特に最近ではレーザーマーキングなどの市場で数多く利用いただいています。

04:38:パルス発振ファイバレーザー【Nanopeak】
(※パルス発振ファイバレーザー【Nanopeak】は、2026年現在、本製品は生産終了となっており今は販売しておりません)
もう少し掘り下げて、同社が製品化するナノ秒発振のパルスファイバレーザー「Nanopeak」に関するお話に移らせていただければと思います。まずはこちらのハイライトをご覧ください。

同社独自技術の「リンケイ酸ファイバ」はフォトダークニングの発生を防ぎ、長期的な動作信頼性を確保します。MOPAレーザーの特長として幅広いラインナップとカスタム性は、顧客の要望に対して提案の柔軟性と使いやすさを担保します。またコンパクトで堅牢な本製品は、顧客システムへの採用を後押しします。
そして戻り光の対策がされた設計も魅力的です。特に赤外光反射特性の高いサンプル材料である銅やアルミなどにも安全に加工していただくことができます。
ファイバレーザーの特長であるメンテナンスフリーに関連しても、同社では納入後2年間の製品保証を付属しています。
次にMOPAファイバレーザーであるNanopeakを用いた実際の加工例をご覧ください。
比較対象としては、MOPAに対してQスイッチレーザーを用いた加工例も合わせてご覧ください。
まずMOPAの加工としてのアドバンテージは、アルミ、ステンレスなどのサンプルに対するブラックマーキング速度の向上がございます。
あとはプラスチック材料に対するマーキング制御が向上し、コントラストの向上にもつながり、溶け落ちの発生率を削減することが可能となります。
MOPAのQスイッチに対する利点は3つあります。
1つ目は、パルス幅を変えてもピークパワーは一定です。
2つ目は、高速パルス周波数でもピークパワーは一定です。
3つ目は、パルス幅を維持した状態でパワーレベルを可変できることです。

最後にまとめとして、ナノ秒発振パルスレーザー「Nanopeak」のラインナップについてご紹介します。
こちらをご覧ください。

まず出力パワーが100Wから20Wまで、いくつかグレードがございます。
仕様スペックについてはこちらでは割愛させていただきますが、50W品と20W品に関しては当社にデモ機もございます。
ぜひ評価用にこのレーザーを試してみたいというリクエストがありましたら、当社へお問い合わせください。
追加として20W品に限定されますが、先ほどのモデルとは少し変わって、シングルモード発振を可能とする「Nanopeak 20SM」というシリーズがあります。
こちらの機種はMスクエアが1.3以下と高いビーム品質を誇り、微細加工用途に最適なモデルとなっています。
当社では、どういうサンプルをどのように加工したいというゴール設定より逆算して、ファイバレーザーの設計を含め、各レイヤーのお客様に対して、光ファイバ単体、あとはドライバーを含めたサブシステムとしての幅広い形でのご提案ですとか、コンサルタント、そういったことも対応しています。
今回ご紹介させていただきましたパルス発振のファイバレーザーNanopeakは、12月7日から9日まで幕張メッセで開催される「Photonix」という展示会で当社のブースに展示しております。
もしご来場の際は、ぜひブースの方へお立ち寄りいただければと思います。
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