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76Guy ブログ | 【展示会】Photonix2020自社セミナーレポート

営業部ブログ

先日開催されましたPhotonix2020にて

自社セミナーを開催いたしました。

お忙しいなか弊社ブースへ足を運んでいただきましてありがとうございました。

今回は

技術部「次世代レーザー微細加工に向けた超短パルスファイバレーザーの自社開発」

NKT Photonix社「革新的な超短パルスレーザによるアプリケーション事例」

という2種類のセミナーを開催いたしました。

ご参加できなかった方のために、

セミナーの内容をかいつまんでお伝えいたします。

技術部「次世代レーザー微細加工に向けた超短パルスファイバレーザーの自社開発」

セブンシックスは6年前に技術部を発足させ、

現在はお客様に販売する製品の修理・サポート、自社製品の開発を行っています。

先日開催されたPhotonix 2020では、

自社開発製品として光周波数コム発生器(製品名:Frush)、

波長&パルス幅可変超短パルスファイバレーザー(製品名:Lulu)の2製品を動態展示しました。

Frush (Frequency + Brush)とは?

Frushは、LN変調器1台を用いてチャネル間隔7–18 GHzのフラットな光周波数コムを発生させるシステムです。

お手持ちの狭線幅レーザ光源と信号発生器を用いて簡単に光周波数コムを発生できます。

Finisar社のWaveShaperを活用することで、出力されるコムスペクトルを制御して、ペデスタルフリーの干渉波形や超短パルスを得ることができます。

Lulu (Limitless ultrafast laser unit)とは?

Luluは、PC制御によりレーザの波長、パルス幅、バンド幅を変更することができる、世界初の波長&パルス幅可変超短パルスファイバレーザーシステムです。

発振器を構成する光ファイバは全て偏波保持ファイバであり、

可飽和吸収機構に非線形増幅ファイバループミラー技術を用いているため、業界屈指の高い安定性と信頼性を誇ります。

Photonix2020の展示会場におきましても、トラブルなく安定して動作していました。

Luluは任意の波長、パルス幅、バンド幅で発信できるため柔軟性が非常に高く、様々なアプリケーションにご利用いただくことが可能です。

セブンシックス技術部は未来を見据えた製品を開発しています。

展示会における各メーカーの開発動向や各分野の光源ユーザーからのヒアリングを元に、

様々な視点から総合的に判断し、仕様を決定しています。

2021年は、セブンシックスの新技術を基にしたLuluの後継器となる新製品を発表予定です。

NKT Photonix社「革新的な超短パルスレーザによるアプリケーション事例」

NKT社の超短パルスレーザーの特長及び加工の応用事例について、

具体的な写真や例を用いてご説明いたしました。

後日セミナー動画をアップ予定なのでお楽しみに!