ゴルフヘッド専用 自動寸法測定装置「Spector」の新型モデルを開発し、販売を開始しました。
レーザー計測技術と独自アルゴリズムを組み合わせることで、従来は自動化が困難とされていたゴルフヘッド寸法測定の完全自動化を実現した装置です。
対応範囲が大幅に拡大(世界初の3D自動検査装置)
2023年4月発売の初号機ではアイアンヘッドの3項目(ロフト角・ライ角・フェースプログレッション)のみに対応していましたが、新型モデルでは以下へ拡張しました
●アイアン:6項目対応
●ウッド:7項目対応
これにより検査可能範囲が大幅に広がり、世界初・オンリーワンのゴルフヘッド専用3D自動検査装置として、より高度な品質管理・省力化を実現します。
新型モデルの主な技術アップデート
– センサを単眼から複眼へ拡張
複眼化により、ゴルフヘッド全周の3Dデータ取得が可能に。
– 回転軸の追加
ワークに回転軸を設けることで、全周スキャンを自動化。
– 特徴抽出アルゴリズムを刷新
検査員の治具操作を詳細に観察・分析し、シャフト軸ベクトル、スコアライン溝、インパクト面など
寸法算出に必要な特徴点を自動抽出できるようになりました。
– 高精度な寸法算出を実現
独自アルゴリズムにより、人手による測定誤差のばらつきを排除し、安定した高精度測定が可能に。
製造ラインの自動検査・全数検査を強力にサポート
新型「Spector」は、ゴルフヘッド製造ラインにおける
自動検査
全数検査
検査工数削減
のニーズに応えるソリューションとして、今後もさらなる機能拡張を予定しています。
▶ 公開ページURL:ゴルフヘッド検査装置『Spector』
販売開始日:2025年10月1日