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生成AIと光通信の未来|セブンシックスのソリューションを徹底解説 │Vol.132

業界・ビジネス動向

【sevensixTV】に第132弾の動画を配信しました。

00:22 セブンシックスの特長とミッション​
01:22 市場背景と社会課題​
03:23 セブンシックスのソリューション​
04:32 なぜセブンシックスか​
06:19 まとめ

近年、生成AIの急速な発展に伴い、データセンターの高コスト・消費電力・ネットワークインフラなど、多くの課題が浮き彫りになっています。本動画では、これらの課題に対してセブンシックスがどのように貢献できるのかをご紹介します。

データセンターの運用コストを削減しつつ、高性能なインフラを構築するためのヒントをお届けします。ぜひ最後までご視聴ください!

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00:22 セブンシックスの特長とミッション​

私たちセブンシックス株式会社について改めてご紹介します。セブンシックスは光技術に特化したメーカ兼技術商社です。セブンシックスの技術部門には、光技術分野における高度な専門知識と豊富な経験を兼ね備えたスタッフが在籍、最新鋭の設備と卓越した技術力を活用し、顧客の研究開発や製品開発を強力にサポートしています。

また、営業部門には、通信・加工・理化学・計測の各分野の光技術に精通した営業スタッフが在籍しており、高い専門性と豊富な製品知識、海外メーカとの多様なチャンネルを活かして国内の光技術の研究開発者や民間企業へ最先端技術の提案活動を行っています。

私たちの通信業界の、特に生成AIやコンテンツサービス業界におけるミッションは、高性能なデータ処理や計算基盤の構築をオプティクス面から支援する、信頼できるパートナーであり続けることです。 

光技術に特化したメーカ兼技術商社

01:22 市場背景と社会課題​

現在、生成AI市場は急速な拡大を見せています。総務省の「令和6年版 情報通信白書」によれば、世界の生成AI市場は2023年に670億ドルと推定され、2032年には1兆3,040億ドルに達する見込みです。

このような市場の成長を支える基盤として、光ファイバ通信ネットワークの重要性が増しています。光ファイバ通信技術は、高速かつ大容量のデータ伝送を可能にし、生成AIの膨大なデータ処理を支えるのに不可欠な技術です。 

世界のAI市場規模(売上高)の推移及び予測

一方で、生成AIの急速な普及に伴い、様々な課題も浮上しています。

一つ目は、計算基盤構築のための膨大なコストです。高性能なAIシステムの構築には、多大な初期投資が必要で、特にGPUなどの高性能プロセッサの導入には莫大な費用がかかります。例えばGoogle/Meta/Microsoft等の北米テック企業では数兆円規模の投資を次々と行っています。一方で日本では、ソフトバンクが1500億円、KDDIが1000億円を、経産省の助成を受けて進めていますが、その投資金額はテック企業と比較してしまうと桁違いに少なく、如何に低コストに高性能な計算基盤を整備するかは重要な課題です。 

二つ目は消費電力とエネルギー効率の問題です。AIモデルのトレーニングや推論には大量の計算資源が必要であり、それに伴う電力消費が増大しています。これは、データセンターの運用コストや環境負荷の増加につながります。例えば、OpenAIのChatGPTの運用コストは具体的には明確にされていませんが、1日あたり数百万ドルとも一部で報じられており、その多くが電力コストに起因しています。 

三つ目は高性能ネットワークの必要性です。生成AIの処理には、高い帯域幅と低遅延を備えたネットワークが求められます。光ファイバ通信はその要件を満たす技術ですが、インフラの整備や維持には多大な労力とコストがかかります。これらの課題に対処するためには、技術革新と効率的なインフラ整備が不可欠です。私たちセブンシックスは、これらの課題解決に向けたソリューションの提供に取り組んでいます。 

生成AI発展の課題

03:23 セブンシックスのソリューション​

これらの課題に対する一つのソリューションとして、セブンシックスはサードパーティ・オプティクスの導入支援サービスを提供しています。 

一般的にデータセンターのシステムは、サーバーとスイッチ、ルータ等で構成され、そのI/Fには光トランシーバが使用されています。データセンターで運用されるネットワークシステムにおいて、光トランシーバが占めるコストは全体の30~50%と年々増大しており、そのコストダウン方策の決定版としてサードパーティ光トランシーバの導入が広がっています。サードパーティ光トランシーバのコストは、純正品対比70~90%以上も安価な場合があり、多くの事業者がコストダウンに成功しています。 

サードパーティ・オプティクスの導入支援サービス

またサードパーティ・オプティクスの導入メリットはこれだけではありません。イニシャルコストの低減以外に、豊富な選択肢の提供や調達性の向上といったメリットも享受することができます。例えば、10Gから100Gへの帯域拡張を計画しているが純正品のメニューの中ではロスバジェットが足りないため導入を諦めていたというようなことはありませんか?あるいは、純正品が製造終息となったが使い続けたい、といったことはないでしょうか?サードパーティ・オプティクスであれば、御社にとって最適なソリューションがきっと見つかるはずです。 

サードパーティ・オプティクスの導入メリット

04:32 なぜセブンシックスか

それではお客様の多様な課題に応え、高い信頼性と提案力をもつ当社の強みをご紹介します。 

柔軟な対応力です。セブンシックスの営業スタッフは、光技術において通信、加工、理化学、計測といった広範な分野に精通しています。その専門知識を活かし、多様な顧客ニーズに迅速かつ柔軟に対応可能です。例えば、急ぎの部品調達のご依頼にも、高い専門知識でお客様のニーズを正確にキャッチし、海外メーカーとの広範なネットワークを活用して、最短納期で製品を提供することが可能です。 

次に高い提案力です。私たちは、業界の最新技術トレンドや市場動向を常に把握するために、毎年国内外で行われている光技術の学会/展示会であるOFC、ECOC、Photonics West、Janogなどに必ず参加し、その情報を社内で共有・知見を蓄積することで、提案力を日々研鑽しています。生成AI向けデータセンター構築の際には、広帯域・低遅延・低消費電力を実現する光部品を提案し、顧客の運用コスト削減に寄与しています。このような技術的知見と提案力により、数多くの企業から信頼を得ています。 

最後に信頼性です。セブンシックスは国内外の様々な光部品メーカと長年にわたり築いてきた強固な信頼関係を誇ります。このネットワークは、私たちが高品質な製品とサービスをお客様に提供するための基盤となっています。例えば、私たちは、海外の一流メーカーと直接契約を結び、製品供給の安定性を確保しています。このパートナーシップにより、最新技術を取り入れた製品を迅速に市場に届けることが可能です。また、取扱メーカーとの密な連携により、製品供給の遅延や品質トラブルといった不測の事態にも柔軟に対応できます。 

06:19 まとめ

いかがでしたか?生成AIやデータセンター市場の課題に対し、セブンシックスがどのように貢献しているかをご理解いただけたと思います。私たちはこれからも「think next.」を合言葉に、最先端の光技術を通じて、皆さまの成長を支えるパートナーとして努力してまいります。