製品概要
コヒーレント光レシーバ【CORX】は、4系統のRFシングルエンド出力を有しており、リアルタイムオシロスコープと接続して研究開発および製造テストをサポートする機器です。
外部からの信号光と局発光(ローカル光)をミキシングすることにより、C-band帯の偏波多重光信号のコヒーレント検出が可能です。各種お客様の用途はご予算に沿って、帯域幅のバリュエーションは、「60GHz / 40GHz / 20GHz」を選択肢として用意しています。
60GHzモデルは、テラビット級の信号と最大128GBaud/sのボーレートの受信に対応。非常に高いシンボルレートで偏波多重化されたIQ変調された光信号の特性評価、及び分析の為の基準受信機セットアップとして適しています。
装置は内蔵ウェブサーバ経由で制御されるため、リモートPCにソフトウェアをインストール必要なく、あらゆるデバイスよりブラウザ経由でアクセスできます。
特長
- 60G / 40GHz / 20GHz帯域幅に対応(最大128GBaud/sのボーレート)
- 狭線幅チューナブルレーザ内蔵(局発光/ローカル光)
- トランスインピーダンスアンプ(TIA)内蔵
- 低い信号光の入力にも対応
- チャンネル毎に利得制御が可能
- 1.85mm RF端子(4系統のシングルエンドRF出力)
- ブラウザベースのGUIによるインストール不要で外部デバイスよりアクセス
- USBおよびEthernet経由でSCPIでリモート制御可能
- 19インチラックマウント(互換性あり)
用途
- 高度な光変調フォーマットの試験(QPSK, 16-QAMなど)
- リファレンストランスミッター
- コヒーレント光送信器の試験
- システム設計テストのためのDWDM伝送試験
- コヒーレント検波DSP開発