特長
- 光ファイバ(シングルモードファイバ)の心線対照機能(トーン発生器とファイバ・ファインダーを組み合わせて使用)
- 運用中の通信サービスを中断することなく(低挿入損失<0.5dB@1550nm)心線対照が可能
- 音色認識による特定のダークファイバーの位置確認(270Hz、1kHz、2kHz)
- 最小限の損失を実現:1dB以下
- テストサイクルを3倍の速度に高速化
光ファイバ配線の現場では、実装済みの配線がいつも設計図通りに接続されているとは限らず、実配線が設計通りに接続されていることを、トラフィックを中断することなしに確実に確認することが求められる場合があります。エクスフォ製の心線対照ソリューションは、このような要求に応えて開発され、主に以下の機能を有しております。
用途
- 非侵入型のパワー測定とファイバーの識別
使用例
仕様詳細
■ 基本仕様
対応コード | 3 mm, 1.6 mm, 900 µm |
挿⼊損失(dB) c 最大保証値 @1550 nm @1310 nm | 1 0.5 0.3 |
光パワーーレンジ (dBm) | 25 to –35 |
パワー測定再現性 b (dB) | ±1 |
測定所要時間 | < 6 秒 |
サイズ | 245mm x 45mm x 55mm |
重さ | 0.35 kg |
動作温度範囲 c | 0〜50℃ |
保管温度範囲 c | -40〜70℃ |
備考
a. すべての仕様は代表的なものであり、特に指定のない限り、18 °Cから28 °C、1550 nmで有効です
コーティングやジャケットの色、機械的特性によって仕様が変わることがあります (G.652ファイバータイプの場合)
他のタイプのファイバーでは仕様が異なる場合があります
b. ファイバー内の電力が-25dBm以上の場合
c. 15 °C以下の温度では、ジャケットが硬化して十分な曲げができない場合があります
ファイバーを柔らかくするためには、手で温める必要があるかもしれません
■ 背景と主な機能
光ファイバ配線の現場では、実装済みの配線がいつも設計図通りに接続されているとは限らず、実配線が設計通りに接続されていることを、トラフィックを中断することなしに確実に確認することが求められる場合があります。エクスフォ製の心線対照ソリューションは、このような要求に応えて開発されました。
■ 動作原理
一般的にシングルモード光ファイバは、これに屈曲を与えた場合、一定の挿入損失を示します(図2参照)。この現象を利用し、エクスフォのファイバ・ファインダーは挿入損失の変化をモニターすることにより、活線の心線対照を行います。