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超低雑音&狭線幅の高出力単一周波数ファイバレーザ

製品紹介

775~780nm帯において高出力(最大7W)を達成できる超低雑音&狭線幅の単一周波数のファイバレーザとなります。Koheras HARMONIK シリーズは1.5um帯の高出力ファイバーレーザ(Koheras Boostikシリーズ)にSHG波長変換結晶を用いて1.5um帯のレーザだけでなく、2倍波である775~780nm帯のレーザも発生させるCWレーザ装置となります。

本製品はE7とC7の2タイプございます。線幅や位相ノイズを重要視される方にはE7タイプ(<0.2kHz Linewidth, -107 dB(rad/√Hz/m)@100Hz phase noise )を、強度ノイズ(RIN)を重要視される方にはC7タイプ(-140 dBc/Hz @10MHz)を推奨いたします。また、非常に優れたビーム品質(M2<1.1)を持つため、量子センシングやルビジウム原子などのレーザー冷却&原子トラッピング、そして光子時計といった用途に最適です。

また、最終出力端はフリースペース出力が標準品ですが、ファイバ出力でのご案内も行っております。ファイバ出力に使用されるファイバはハイパワー伝送に最適なNKT Photonics社独自の偏波保持型シングルモードフォトニック結晶ファイバを使用しております。

【Koheras HARMONIKシリーズの特徴】

・775~780nm帯において最大7W出力が可能。(1W、4Wでのご案内も可能)
・<0.2kHzと狭線幅 (E7タイプ)
・ -140 dBc/Hz @10MHzと超低強度雑音(C7タイプ)
・非常に優れたビーム品質(M2<1.1)
・PMファイバ出力のオプションがあり
・ターンキー操作による容易な操作性
・堅牢でメンテナンスフリー

【製品カタログ】

http://www.sevensix.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/02/koheras-harmonik-2.pdf