こんにちは!営業部の松谷と申します!
久しぶりのブログということで少し緊張しております。。。
今日は弊社で行われている、勉強会についてお話していきたいと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、弊社は光学機器を専門に取り扱っている商社兼メーカです。
光学機器とは金属を切断したり刻印することのできるレーザや、光ファイバ通信などの通信機器に使用されている部材や機器そのものを指します。
この分野は発展が著しく常日頃から勉強が必要で営業側にも相当な知識量が求められるため技術部主導のもと社内勉強会が行われております。
弊社ではこの勉強会を社内だけにとどめるのはもったいないと感じており、勉強会の内容を本ブログにアップする事となりました。
本ブログは毎週月曜日にアップする予定ですので、のぞきに来ていただけると嬉しいです!
それでは早速、勉強会の内容に移っていきたいと思います。
今週のテーマはFBGです。
FBGとはFiber Bragg Gratings(ファイバ・ブラッグ・グレーティング)の略で光ファイバのコア内に回折格子を刻んだものです。
FBGはフィルターに似た製品であり、FBGが刻まれたファイバに光を通すことで特定の光を反射させたり特定の光を透過させることができます。
反射させる波長は回折格子の間隔によって調整することが可能です。
同製品は外部からの影響を受けると反射させる波長が変化する特性があるため、センシング用途で使用されることが多い製品です。
光ファイバに手で圧をかけるとコア内の回折格子の間隔が広がり、間隔が広がることによって反射される波長が変化します。
変化した反射光によってどの程度の圧がかかっているのか解析することが可能です。
また、製造方法につきましてはレーザを照射することによって製造することが可能です。
ベアファイバに直接回折格子を刻むこ方法が一般的な製造方法ですが、現在はフェムト秒レーザーを用いての製造が注目されています。
同レーザを使用することによってファイバジャケットを剥がさずに直接回折格子を刻むことが可能となりました。
弊社ではO/E LAND社のFBGを取り扱っており、同社では常にストックを用意しているため
納期を急いでおられるお客様にもご対応可能です。
FBG選定でお悩みの方は弊社までご相談ください!
以上、次回もぜひ見に来てください!