こんにちは!営業部の亀井です。
さて、今回のテーマは【光の変調について】です。
ここでいう変調とは、データを搬送先によって適切な信号に変えることを指します。
つまり、データが劣化しないようにデータの調子を変えるとのことです。
今回はなぜ変調という作業が必要なのかについて焦点を当ててきたいと思います。
データは普通ケーブルを伝って伝送させていきますが、この生のデータは数メートル程度の短い距離を伝送させるのには問題ありません。
ただ、数百メートルや数キロメートルといった長距離ではちょっとした雑音で信号の電圧変化を正しく検知できなくなり、データが壊れてしまいます。いわゆる文字化けという現象ですね。↓
本来、こうした電線では交流を利用するほうが効率がよいとされています。そこでデータを交流信号に変換して伝送する「変調」を行います。変調を行なうと、雑音にも強くなるうえ、誤り訂正技術などを組み込むことでエラーに強い、信頼性の高い伝送を行なうことができます。あら安心。↓
ここで無線の場合の変調には上記以外に重要な理由がもう1つあります。
それは、生のデジタルデータを変調せずに無理矢理電波にしようとすると、膨大な広い周波数帯域が必要になってしまいます。データを無線伝送させるためには、電波が決められた周波数帯域に収まるよう制限して送信しないと混信してデータがぐちゃぐちゃになってしまします。
例として皆さんラジオを聞いたことがあるかと思われますが、聞きたいチャンネルに合わせてダイヤルを回して周波数を合わせますよね?
そこで周波数を合わせる途中でザーっと雑音が流れる帯域があるかと思います。あれです。あれがデータがぐちゃぐちゃの状態です。
文字も音声もデータをきちんと変調させないと気分を害してしまいます。
変調は、電波の周波数という限られた資源を有効に使うための大切な変換技術だということを覚えていただけたら亀井の役割は果たせました。
ここで弊社取り扱い製品のご紹介コーナーのお時間でございます。
光変調器メーカーといえば!??と我が大所長にお聞きしたところiXBlue社を挙げていただきました(もちろん他にも取り扱い可能な優良メーカーございます)。
iXBlue社製光変調器↓ゴールドが品のある雰囲気を醸し出していますね!
弊社社員の清水さんがもはやiXBlue社の社員じゃないかと疑うほどの知識をお持ちなので、興味がある方はぜひお問合せ下さい。
今回はこれにて失礼いたします。
また次回お会いしましょう。