社内勉強会【テーマ:ファイバレーザ 構成部材 Vol.2】
こんにちは!名古屋営業部の亀井です!
最近暑い日が続きますが皆さんどうお過ごしでしょうか?
私事ですが最近シミが出来ても全然治らなくて毎日泣いています。加齢でしょうか。
レーザ治療しようか本気で悩んでいます。
さて、今回のテーマは「ファイバレーザ用の光学部品」です。
外部に放出されるのはレーザ単体となりますが、そのレーザを構成するために内部では色々な部品を組み合わせてレーザを作り出しています。
前回に引き続き、その内部部品に焦点を当てていきたいと思います。
その中で今回は合波器/分波器及び整流器(アイソレータ)についてご紹介いたします。
それではまず下の図をご覧ください。

こちらの図は、弊社技術部MG西浦さんが作成したものです。
正直これだけで私のつたない説明は不要かと思いますがお仕事させていただきます。
図の中の左下以外のカプラ及びコンバイナが光の波長を合わせる合波器、左下が波長を2方向に分ける分波器となります。

皆さんの家庭のテレビ裏にも上のようなケーブルがあるのでは、もしくは見たことがあるのではないかと思いますが、こちらも分波器となります。
地デジやBS/CSの接続する部分の使い分けとして分波器を使うことで、それぞれの端子に適したケーブルを振り分けることができるようになります。
このように波長分岐をさせないと電波が混ざり、きれいにテレビが映らないことがあります。
また、このケーブルも元々3本ではなく1本でまとめられていますよね。
そこに合波器が使用されており、多数の光信号を一本のファイバで伝送する
波長分割多重伝送技術が使われております。
テレビでご説明いたしましたが、レーザも合波器や分波器を使用しないと予期せぬ波長が一方の回路に流れ込んでしまって、機器が劣化したり破損したりする可能性があります。折角高額な機器やテレビを購入してもすぐに壊れては悲しいですよね。
そのような出来事を防ぐことにも一役になっている部品となります。
次にアイソレータですが、アイソレータとは、isolation「隔離」「絶縁」する電子部品のことです。
日本語で言い換えると、信号絶縁器となります。
こちらの機器は信号を合わせる、分けるのではなく拒絶してしまいます。
友達からすら始めてもらえません。最初から絶交です。
アイソレータも役割は機器の劣化や破損、あるいはショートして発火といったことを防ぐ役割を果たします。もしアイソレータが機能しなければ予期せぬ電流が機器を通して周囲の人間に感電、火事すら起こりうる可能性もあります。それなら最初から絶交したほうがいいですね。
本日はここまでです!皆さんも機器選定や部品選定の際はぜひとも弊社を購入候補リストに合波してください!アイソレーションされたら大泣きしてしまいます!
ではまた次回もお待ちしております。
亀井