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影山ラボストーリーvol.42「愉快な我らのマネージャー」

影山ラボレター

私の上司にあたる技術部マネージャーのパルスレーザーに対する見解がとても共感でき、面白かったので紹介します。 

エンジニア「各自、簡単に自己紹介お願いします」 

300 fs「フェムトです!頑張って早く仕事覚えます!」 
技術者「期待してるよ」 

300 ns「ナノです.一生懸命頑張ります.」 
技術者「今後とも末永くよろしくお願いします」 

300 ps「ピコで~す.よろしくっす」 
技術者「は?てめぇはサブナノだろうが!」 

※ピコ秒と呼ばれるレーザーパルス幅は数ピコ秒~数十ピコ秒が一般的です。数百ピコ秒以上はサブナノ秒と呼ばれることが多いです。 

技術者「超短パルスちょっときてくれ」 

300 fs「はい!」 
300 ps「うぃ~す」 
技術者「サブナノは呼んでねぇから」 

300 as「・・・呼びました?」 
技術者「アトさんはあっちで研究者さんを手伝ってください」 

※超短パルスは数ピコ秒以下のレーザーパルスを呼ぶことが多いです。フェムト秒以下とする場合もあります。 

※アト秒パルスは未だ達成されたばかりで、現時点では産業向けの販売はなく研究用として使用されています。電子運動などのフェムト秒以下の現象を見ることができるようになりました。 

300 fs「ナノさんの目標って何ですか?」 
300 ns「もっと大きくなることですかね.フェムト君は?」 
300 fs「皆さんにもっと信頼されるようになりたいですね.ピコっちは?」 
300 ps「ナノさんの仕事を少しでも任せられるようになりたいな」 

技術者「300 ps もピコを名乗らなきゃ根はいいヤツなんだけどな…」 

ナノ秒レーザーは主に加工向けとして大活躍しています。フェムト秒レーザーも加工や計測など多岐にわたり仕様されていますが、安定性や価格面での敷居が高いのが現状です。(これを改善しようと開発したのがiQoMです。)サブナノ秒レーザーはナノ秒レーザーとフェムト秒レーザーの中間に位置してしまい中途半端になってしまっているのが実際のところかもしれません。それでもちゃんと使われています! 

ns: ナノ秒 (1000000000分の1秒)  

ps: ピコ秒 (1000000000000分の1秒) 

fs: フェムト秒(1000000000000000分の1秒) 

as: アト秒 (1000000000000000000分の1秒) 

Author – Ryo Kageyama