2020.12.11

ゆかいな仲間たち

【2020年第2回】インターンシップ始まりました

はじめまして、インターン生の広井です。長岡技術科学大学にて、電力系統と充電器に関する研究をしています。
大学では、研究活動を楽しむ一方、それ一辺倒で視野の狭い日々を過ごしていました。
卒業を控え、自分が今後実社会で生きていくにあたって、どのようなアウトプットをすれば社会に貢献できるのか、どのようなスキルが必要か、具体的に考えることが必要だと感じていました。
セブンシックスは商社でありながら自社製品の開発にも力を入れていると聞き、問題に対する考え方や実践方法を間近で学ぶことができる絶好の機会であると思い、インターンシップをさせていただくことになりました。
快く受け入れてくださったセブンシックスの皆様には感謝しております。

 

インターンシップは、11月上旬から埼玉ラボでお世話になっています。
これまでの1ヶ月は、セブンシックスが自社開発した製品である
波長可変超短パルスファイバーレーザー(Lulu)光周波数コム発生器(Frush)を使い、12月初週に幕張で開催された”Photonix 2020″の展示の制作を行いました。
業務推進部の野田さんにご助言いただき案を作成し、技術部の中村さん、西浦さんにご指導いただきなんとか完成、展示することができました。 

 

こちらはPhotonix 2020で展示した、セブンシックス自社開発製品のデモ動画です。

 

ここで、展示物の概要と裏話を、デモ動画を交えて少しご紹介しようと思います。
まず、Luluのレーザ発振のスペクトル形状、中心波長が可変であることを生かし、ピアノとLuluのスペクトル波形のシンクロに挑戦しました。
スペアナから得られたLuluのスペクトル(画像右上)はピアノの音に約3秒先行していますが、スペクトログラム(画像右中央)で流れるノーツとピアノの音は一致しています。
今回使用したスペアナ、中にOSが入っているのか、PCとLANケーブルで直接つないではいけないらしく、スイッチングハブを新調したり、PC環境と配布されているライブラリがマッチせず、マニュアルでコマンドを調べ、通信用の関数を書いたりしました。
ちなみに、展示会では動画を流していましたが、Luluの出力とピアノ演奏のタイミング調整は手動で行っています(展示会で流れた映像を撮るのに、丸1日かかってます)。

LuLuのレーザ発振のスペクトル形状、中心波長を時間的に変化させ、ピアノとシンクロ
(画像をクリックするとYouTubeでデモ動画の該当部分が再生されます)

 

 

また、Frushの出力光の光強度をFinisar社のWaveShaperを用いて波長ごとに制御し、WaveAnalyzerで取得した光強度データをスペクトログラム表示することで”sevensix”の文字を表しました。
思ったよりきれいに映ったので、出来上がった当時は驚きました。あと、画像をちらっと見てもらえればわかりますが、スペクトル出力の文字が左右反転しています。
波長表示にしたかったけど操作方法がわからなかった…。
今回展示した光強度だけではWaveShaperの実力の半分しか出せていないので、今後は位相も活用し、WaveShaperの全力をお見せしたいと思います。

 

 

光周波数コム発生器とWaveShaperを使い、”sevensix”の文字をレーザで表現
(画像をクリックするとYouTubeでデモ動画の該当部分が再生されます)

 

 

忙しくも充実した1ヶ月を過ごした中で、技術を駆使して課題解決を目指す達成感と、大学の研究室では見えなかった自分の課題を感じています。
これから2ヶ月の間、様々なことに挑戦し、精力的に取り組みたいと考えています。
セブンシックスの皆様には大きなご負担をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 (広井 健太郎)