2020.08.25
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白色レーザー・狭線幅レーザーの応用事例
本日はライフサイエンス・光ファイバーセンサー分野への
レーザー光源の応用についてご紹介いたします。
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1. 白色レーザーによる神経・臓器観察
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これまで臓器や生体組織の細胞を分析する為には対象組織をスライスし、観察し、
またこのスライスを再構成させるという複雑かつ再現が難しい方法により
視覚化されてきました。
NKT Photonics社製 白色レーザーを用いたライトシート顕微鏡を使用することにより
神経系全体の3D画像が容易に取得することが出来ます。
【3D画像例】
Science Advanceに於いて、2020年5月29日に論文として発行されております。
https://advances.sciencemag.org/content/6/22/eaba0365.abstract
この応用に利用されているレーザーはこちらとなります。
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2. 狭線幅レーザーを用いた監視センサー
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狭線幅レーザーを用いた監視センサーは光ファイバー中に於ける、
光干渉計測を用いて振動や歪みを監視する古くから知られる方法です。
以下のような事例が市場実績として挙がってきております。
【大規模データセンターの監視】
【パイプラインの監視】
https://www.nktphotonics.com/lasers-fibers/application/pipeline-monitoring/
【侵入監視】
https://www.nktphotonics.com/lasers-fibers/application/perimeter-security/
この応用に利用されているレーザーはこちらとなります。