690-2300nm ファブリペロ半導体レーザ

Applications アプリケーション

LIDAR

LIDARのイメージ

LIDARは大気中のエアロゾル(微粒子)と雲からの散乱光を分析することで、分子(ガスの成分)、風向、風速、温度をリアルタイムに計測します。LIDARには、コヒーレント・ドップラー・ライダー(コヒーレント方式)とインコヒーレント・ドップラー・ライダー(インコヒーレント方式)があり、一般的にアイセーフ領域の赤外レーザ(1.5umもしくは2.0um)が用いられます。

コヒーレント方式は大気中のエアロゾルと雲(水分子)からの反射光と散乱光をコヒーレント検波します。風力発電機や航空機に搭載され、気象観測や航空の安全に活用されます。コヒーレント方式では、アイセーフ領域の1.5umの狭線幅パルスレーザが用いられます。

インコヒーレント方式は、大気中の分子によるレイリー散乱光(もしくはミー散乱光)を、エタロンによって分光して検出します。エアロゾルに依存しない方法であるため、エアロゾルが存在しない対流圏より上部を測定するための用途に向いています。インコヒーレント方式では、YAGレーザの基本波(1064nm)、第二(532nm)・第三高調波(355nm)が用いられます。また532nmなどのグリーンレーザは水中におけるLIDARにも活用されています。