産業用途/OEM Supercontinuum レーザ : SuperK EVO シリーズ

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研究/医療用 OCT

研究/医療用 OCTのイメージ

実験室で使用する研究用OCTでは、市販のOCTでは満たせない分解能、イメージング速度、感度などの特長が求められます。これらの特長は、多くの場合、求められる特長に応じた性能を持つOCT光源によって実現できます。例えば、市販の医療用OCTの分解能は5~10umですが、これはOCT光源の中心波長とスペクトル幅で制限されています(中心波長は対象物によって決まります)。中心波長が830nm、スペクトル幅170nm以上の広帯域光源を用いれることで、深さ方向分解能1umの超高分解能OCTとなります。OCTの光源は広帯域であればよく、レーザである必要性はありません。しかし、レーザであることで、同一の光源でOCTとSLO機能を実現できるなど、OCTに付加価値をもたらすことができます。

医療業界でOCTは様々な分野で活用されています。眼科、循環器科、皮膚科、歯科用のOCT市販機もあります。OCTには堅牢性、メンテナンスフリーが求められ、OCT内部のシステムは光ファイバベースの低コヒーレンス干渉計となっています。干渉計はマイケルソン干渉計かマッハ・ツェンダー干渉計が採用されています。OCTの光学システムには、広帯域光源(波長掃引光源を含む)、偏波無依存広帯域インラインアイソレータ、広帯域ファイバカプラ、ファイバ付きコリメータ、ディレイライン、偏波コントローラ、光検出器(分光器もしくはバランス型フォトディテクタ)、ガルバノミラー、対物レンズ、ポインティングビーム用可視光源、WDMカプラ、が含まれています。OCTで用いられる光学部品の波長は主に830nm、1060nm、1310nmです。

1310nmの波長掃引光源を用いたOCTはSS-OCTと呼ばれ、眼科医療を始め、様々な診断用OCTに利用されています。一般的な波長掃引光源の発光源には SOA が用いられ、波長掃引にはMEMSや、回折格子とポリゴンミラーが用いられています。