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Products 製品情報

高出力・高ビーム品質 白色レーザ:SuperK EXTREME

可視域でガウシアンビーム特性を持つ唯一の高出力 白色スーパーコンティニュームレーザです。

パートナー:
NKT Photonics A/S
製品型:
SuperK EXTREME
製品型番:
EXU-6, EXW-12, EXR-4, EXR-15, EXR-20
納期目安:
1ヶ月
カテゴリー:
レーザ光源
広帯域光源 » 白色レーザ

製品情報

平均出力(mW) 1800 ~ 6000
繰返し周波数(MHz) 2 ~ 78
ビーム品質 1.1
対応波長(nm) 400 ~ 2400

アプリケーション

 

EXTREME世界で最も信頼性のある Supercontinuum レーザである SuerK EXTREME ( スーパーケーエクストリーム ) をご紹介します。SuperK EXTREME は ランプ光源と同レベルの広帯域なスペクトルを持っています。スペクトルは 400 – 2400 nm と広帯域でありながらも指向性があるため、非常に高輝度な光源です。別売の Supercontinuum レーザ専用の高機能フィルタアクセサリと Plag & Playで組み合わせることができます。レーザを扱うのが始めての方でも、簡単に研究に必要なスペクトルを抜き出せます。高機能フィルタアクセサリは、優れた柔軟性を持ちながらも、無料配布の制御ソフトウェアを用いたシンプルな操作でコントロールできます。クラス4に批准する安全基準を満たしており、安全への配慮が厳格な企業様にも採用されています。

特長
  • スペクトル 400 – 2400 nm
  • 高出力 600 – 2000 mW @ 350 – 850 nm
  • M2 < 1.1
  • 無偏光 ( Un-polarized )
  • 光パルスの高繰り返し周波数 78 MHz
  • アライメントフリー、メンテナンスフリー
  • 繰り返し周波数可変オプションあり
  • 12ヶ月 or 24ヶ月保証 ( 保証の延長オプションあり )

 

SuperK EXTREME : Supercontinuum レーザの特長

extreme_spectr

SuperK EXTREME は、10年以上の Photonic Crystal Fiber の製造経験の粋を集めた Supercontinuum レーザです。

SuperK EXTREME の製品ラインナップ は大きく分けて EXUシリーズ、EXWシリーズ、EXR シリーズに分けることができます。それぞれ、UV/Blue 領域をカバーするモデル、White (可視) が綺麗に出力されるモデル、Red-NIR が強く出力されるモデルです。最新モデルである EXU シリーズ では、スペクトルが 400 – 2400 nm と可視域全域に連続的に広がっており、バイオメディカル用途などでご好評いただいております。EXR シリーズは、超高分解能OCT 用の光源に最適な製品です。

SuperK EXTREME は、高繰り返し(疑似CW)で、スペクトル密度が mW/nm と高いため、リアルタイムの生体イメージングや生体材料から、デバイス評価まで幅広い用途にお使いいただけます。詳細な仕様を記載しているSuperK EXTREMEのデータシートはこちらからダウンロードいただけます。

用途
  • プラズモニクス&メタマテリアル
  • 蛍光寿命イメージング ( FLIM ) / 蛍光共鳴エネルギー移動 ( FRET )
  • 光コヒーレンストモグラフィ ( OCT ) / 白色干渉系
  • 分光
  • 顕微鏡 ( 超解像顕微鏡も含む )

 

優れたビーム品質

SuperK_EXTREME_nearfield

イメージング用途をはじめとする様々なアプリケーションには、レーザのビーム品質が優れていることが求められます。SuperK EXTREME のビーム品質は < 1.1 であり、高いビーム品質を求められるアプリケーションにまさに最適な光源です。SuperK EXTREME では Supercontinuum レーザが筐体外で 1.5 m のファイバを通った後に コリメートビームとして出力されます( 出力が大きいため、FCコネクタでの提供はいたしておりません )。このコリメータレンズシステムは NKT Photonics が Supercontinuum 光源のために独自に設計したもので、コリメートビームは 回折限界でシングルモードとなっています。SuperK EXTREME の EXUシリーズ の短波長側のスペクトルは 400 nm に及びますが、400 nm でも M2 < 1.1 を満たしています。

Supercontinuum レーザのビーム品質が < 1.1 と横シングルモードとなって、ビームの Pointing accuracy も優れているため、SuperK EXTREME をフィルタアクセサリと一緒に用いたときの安定性も優れています。また、フィルタアクセサリで適切な波長を取り出した後に、フィルタ後のビームを再びシングルモードファイバ ( NKT Photonicsが提供する Photonic Crystal Fiber ) に結合することできます。ビーム品質が優れているため、このときの可視域の結合率は 70% 以上となります。

 

迅速・シンプルな動作

SuperK EXTREMEでは、筐体前面にある Emissionボタンを押すだけで、すぐに白色レーザを出力できます ( もちろん安全のための キースイッチON や、インターロック解除 はございます )。他の高機能レーザに度々みられるような、レーザ立ち上げの度のウォームアップタイムが必要ありません。また、レーザの立ち下げのためにレーザの出力を最小値にして、クールダウンタイムを設ける必要もありません。

SuperK EXTREME は、スイッチを OFF にしてもスタンバイモードとなっています。直前のレーザ出力の設定を記憶しているので、白色レーザを使いたい時にスグに前回の設定でお使いいただけます。SuperK EXTREMEの出力制御モードには、標準で定出力制御 ( Constant Power Control ) モード と 定電流制御 ( Constant Current Control ) モードの 2種類があります。定出力制御モードでは、可視域の出力値を 0 – 100 % で制御します。定電流制御モードは、SuperK EXTREME 内部に使用している 光ファイバ増幅器 ( ブースターアンプ ) に流す電流を制御します ( 可視域まで広がらない Supercontinuum スペクトルを得ることもできます )。

パルスピッカーオプションを追加していただくことで、Supercontinuum レーザのパルスの繰返し周波数が 2 – 78 MHz 間で可変となります。EOMで構成されるパルスピッカーを用いて光パルスを間引くことで、スペクトル形状を変えずに Supercontinuum レーザの出力を低減させることができます ( 低出力、定電流制御モードでは、出力が小さくなると Supercontinuum レーザのスペクトルが狭くなります )。

SuperK EXTREME は、PCとUSB接続することで、簡単かつ直観的に Supercontinuum レーザを操作できます。標準的なトリガや、外部同期のためのNIM トリガも装備しています。パルスピッカーオプションを付けた SuperK EXTREME では、制御した繰り返し周波数をモニタリングすることもできます。

 

信頼性・性能アップグレード

Supercontinuum_tableSuperK EXTREME の内部はモジュール化されています。このモジュール化により、現地でのサポートや、モジュール部分を取り替えることによる性能のアップグレードが可能になります。例えば、まずは低出力の SuperK EXTREME をご購入いただいた後に、必要に応じて次年度などに出力増大のアップグレードをご提供することができます。

オンボードのエレクトロニクスが、それぞれのモジュール ( ピコ秒モードロックファイバレーザ、プリアンプ、ブースターアンプなど ) の状態・動作履歴をログとして保存しており、必要に応じてログファイルをダウンロードすることができます。このログファイルを用いた確かなサポートを提供します。

 

 

広帯域レーザのための高機能フィルタ

Supercontinuum 光源の用途のほとんどは、広いスペクトルの中から限られた領域を選択的に抜きだして使います。このような用途のために、 NKT Photonics は必要なフィルタリング機能を提供する Plug & Play の SuperK アクセサリ を提供しています。SuperK EXTREME と SuperK 専用のフィルタアクセサリは、15-pin sub-D ケーブル ( デジタル通信を行えるバスインターフェイス ) で接続します。フィルタのバンド幅、中心周波数などの各種制御は PCの専用ソフトウェアを介して行います ( PC – SuperK EXTREME – SuperK アクセサリ という順番で接続します )。SuperK アクセサリ内部は空間光学系で構成されており、基本的に出力はコリメートビームとなっております。そこで、SuperKのフィルタアクセサリ ( SuperK SPLIT、SuperK SELECT、LLTF、SuperK VARIA) と一緒に ファイバ結合ユニット SuperK CONNECT をお使いいただくことで、フィルタリング後のコリメートビームを再度 Photonic Crystal Fiber ベースの シングルモードファイバ ( non-PM or PM )に高効率で再結合することができます。出力端は、FC/PC コネクタ、 FC/APC コネクタからお選びいただけます。

SuperK CONNECT のデータシート

 

 

 

 

SuperK アクセサリの比較表
filter_select

 

VIS / nIR or IR 分割フィルタ : SuperK SPLIT

SPLIT_outputSuperK SPLITは 400 – 2400 nm に及ぶ Supercontinuum レーザのスペクトルを、可視域と近赤外領域の 2 つに分割するダイクロイックミラーベースのフィルタです。SuperK SPLITにより 2 つに分割したSupercontinuum レーザは コリメートビームで出力されますが、SuperK CONNECT を用いて再度 Photonic Crystal Fiber ベースのシングルモードファイバ ( < 500 mW 対応 ) で取り出すことも可能です。主な用途は、蛍光イメージング、ナノ構造の特性評価、光学機器の評価です。セブンシックスは SuperK SELECT のデモ機をご用意いたしております。デモのご依頼はお気軽にお申し付けください。

SuperK SPLITの特長
  • 標準で875 nm もしくは、1150 nm 付近でスペクトルを分割
  • ファイバ出力可能 ( FCコネクタ or コリメータ出力 )
  • VIS と NIR の各ポートにフィルタ、偏光子、アッテネータ追加可能
  • 分割波長のカスタム対応可能
  • SuperK SPLIT のデータシート

 

任意の波長を同時に選択 : SuperK SELECT

SuperK SELECT は、Supercontinuum レーザのスペクトル帯域の中から 多波長を同時に選択肢に出力できるAOTF ( Acousto-optic Tunable Filter ) ベースのフィルタアクセサリです。取り出す波長の中心波長と出力は独自に制御できます。PDを用いたフィードバックオプションを付けていただくことで、取り出した波長の出力安定性を ± 0.5 % ( 典型値 ) とすることができます。主な用途は走査型レーザ検眼鏡、超解像イメージング、フローサイトメトリーです。

SuperK SELECT は使用したい波長領域、スペクトル幅に応じて複数のモデルをご用意しております。モデルの選択時は専門の日本人技術スタッフとご相談の上、ご決定いただけます。セブンシックスは SuperK SELECT のデモ機をご用意いたしております。デモのご依頼はお気軽にお申し付けください。

SuperK SELECTの特長
  • スペクトル幅 0.5 – 19.8 nm (中心波長による)
  • VIS, nIR, IR 領域から任意の1~16色を出力
  • 各色の出力バランスを制御可能
  • 波長選択の高速スイッチング可能
  • 出力安定性 ± 0.5 % (中心波長による )
  • ファイバ出力可能 ( FCコネクタ or コリメータ出力 )
  • 直線偏光出力 ( SuperK+ オプションで無偏光での取り出可能 )
  • 専用ソフトウェアでPC制御
  • SuperK SELECT のデータシート

 

中心波長 可変シングルラインフィルタ : LLTF

lltf

LLTF は高分解能かつ連続的に中心波長を可変できるバンドパスフィルタです。Supercontinuum レーザと LLTF を一緒にお使いいただくことで、Supercontinuum レーザは、広範囲で中心波長可変のピコ秒レーザになります。LLTF は透過率は帯域外スペクトル抑圧比に優れたフィルタです。

可視領域 ( 400 – 1000 nm ) と赤外領域 ( 1000 – 2300 nm ) の 2つのモデルをご用意しています。

LLTF の特長
  • 対応波長 400 – 1000 nm or 1000 – 2300 nm
  • 狭帯域 & 高分解能 0.1 nm
  • 帯域外スペクトル抑圧比 > 60 dB ( 中心波長から 40 nm 離れた波長 )
  • 高透過率 70 – 90 % ( スペクトル幅 50 nm 時の平均値 )
  • 非常に優れたビーム位置安定性
  • ファイバ出力可能 ( FCコネクタ or コリメータ出力 )
  • 無偏光出力
  • 専用ソフトウェアで PC制御

 

中心波長・バンド幅 可変シングルラインフィルタ : SuperK VARIA

SuperK VARIAは 400 – 840 nmの可視領域で、任意の中心波長でスペクトル幅 10 – 100 nm ( カスタム 200 nm ) で取り出すことができるチューナブルなバンドパスフィルタ ( シングルラインフィルタ )です。偏波由来の損失がない高い透過率で、帯域外スペクトル抑圧比が高いため、FLIM など高感度の検出器を用いたアプリケーションに最適なフィルタアクセサリです。取り出す光のスペクトル幅を大きくすればするほど、高い出力を取り出すことができます。またスペクトルを広くするほどコヒーレンスが低下するため、スペックルの無いイメージングを行えます。主な用途は、蛍光イメージング、ナノ構造の特性評価、光学機器の評価です。
セブンシックスは SuperK SELECT のデモ機をご用意いたしております。デモのご依頼はお気軽にお申し付けください。

SuperK VARIAの特長
  • 対応波長 400 – 840 nm
  • 高出力可能 ( スペクトル幅に依存 )
  • 帯域外スペクトル抑圧比 > 50 dB
  • 高透過率 70 – 90 % ( スペクトル幅 50 nm 時の平均値 )
  • ファイバ出力可能 ( FCコネクタ or コリメータ出力 )
  • 無偏光出力 ( 偏光子追加オプションにより直線偏光可能 )
  • 専用ソフトウェアで PC制御
  • カスタム対応可能
  • SuperK VARIAのデータシート

 

最後に:NKT Photonics と Supercontinuum レーザ

Supercontinuum レーザは、Photonic Crystal Fiber に代表される高非線形光ファイバの中で、複雑な非線形光学過程を経て発生します。Supercontinuum レーザ と これまでの広帯域光源との決定的な違いは、高強度の可視光が コア径 < 10 um 程度のシングルモードファイバ中を、横シングルモードで通ることです。また、キセノンやハロゲンランプと比べた場合は10倍以上も長寿命というのも大きな特徴です。これらの高いポテンシャルから、数十年間、開発の研究対象となっていました。

このように優れたポテンシャルを持つレーザであるため、多くの企業が Supercontinuumレーザを開発してきました。今では複数のレーザメーカがSupercontinuum レーザを製造・販売していますが、レーザを実際に使用する時に重要な指標である高ビーム品質 < 1.1 、長期安定動作の両方を実現しているのは NKT Photonics だけと言えます。


他のレーザメーカと比べたときの NKT Photonics のSupercontinuum レーザの強みは、NKT Photonics が Photonic Crystal Fiber を長年自社で設計・製造していることです。Photonic Crystal Fiber を 10年以上開発・製造し続け、Photonic Crystal Fiber の特性を知り尽くした NKT Photonics は、ユーザに満足いただける 高出力・高安定・高ビーム品質の Supercontinuum レーザ光源を製造します。使い勝手のよいアクセサリ、簡単で直観的なGUIの制御用無料ソフトウェア、各種保護機能(インターロック機能)は、ユーザ様にご好評いただいています。

NKT Photonics は ISO 9000 規格の認証を受けた品質保証システムにより、Supercontinuum レーザのために設計・製造した Photonic Crystal Fiber を用いて SuperK EXTREME を製造しています。SuperK EXTREME は産業界へのOEM供給の実績、市場での長期動作実績から最も信頼性のある Supercontinuum レーザといえます。