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76Guy ブログ | インターン生ブログ

技術部ブログ

はじめまして。インターン生の星野です。大学では、メタマテリアルに関する研究をしています。

11月初旬から、技術部の皆様のもとでインターンシップをさせていただいております。セブンシックスのYouTubeやブログを見て、自分の興味のある分野を扱っていることがわかり、インターンシップを希望いたしました。

時間が過ぎるのは早いもので、お世話になり始めてから1か月以上が過ぎました。
これまでの主な業務内容は、iQoMの発振性能の評価を自動化するプログラムの作成です。iQoMはセブンシックスが自社開発した製品であり、その性能評価ともなれば本当に重要な任務です。

実のところ、プログラミングは苦手意識を持っていた分野でしたが、開発の方法や方針について技術部の方々にご指南いただき、どうにか形にすることができました。これからは、このプログラムを使ってiQoMの発振性能の評価を進めていく予定です。

また、iQoMを用いた第二次高調波発生の実験の準備も進めています。実験に臨むべく、まずは周辺知識の理解を深めている段階です。

こちらにお邪魔してから、毎週の進捗報告会にも参加しています。この1か月の経験で最も得難いことは何かと、問われるとすれば、この進捗報告会だと思っています。製品開発の場に同席するといった経験は初めてのものでしたが、より良い製品開発という目標を共に見据えてなされる議論は聞いていて心地良く、同じ目標に向かって進むことの尊さに気づかされます。

率直に申し上げると、製品開発に関する議論の理解はほとんどできていません。聞いていてもほとんどが分からず、たまに分かるところはあるといった状態です。まるで大人の会話を聞いている幼いころの自分のようで、技術部の方々の知識量に比べれば、今の自分の知識量とはまるで赤子のようだという自覚に至らざるを得ません。

しかしながら、これは希望の萌芽だと思っています。大人の話が分からないからと言って絶望する赤子はなどいるはずはなく、これからの人生の可能性や雄大さを思えば、持つのはむしろ希望なのではないでしょうか。私はこれからも、大人を仰ぎ見る赤子と同じ心持ちで知識に臨みたいと思います。

インターンシップは残すところあと2か月となります。見違える姿で大学の研究室に戻ることができるよう、研鑽を忘れず、日々の得難い経験を噛みしめて過ごしたいと思っています。

セブンシックスの皆様には、お手を煩わせることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。