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ドーモ、技術部の西浦です。

3月24日に開催された『Impact キックオフフォーラム』について、営業部の宮田君と吉澤君がまとめてくれた資料の一部を備忘録的にブログにまとめさせてもらいました!

impact

感じたこと

全体的に医療分野向けの実用化向けの研究が多く、センシングが注目を集めているように感じた。特に、食、ガス検知、そして医療向けのセンシング研究に注目が集まっているように思えた。

ImPACTメンバーに選ばれた12人は、あくまで、研究のビジョン、目的を設定し、研究開発チームを統率するリーダーである。なので、各々の研究チームには、様々な研究者が集めっている。各プロジェクトマネージャーにどのような研究機関が参加されているかは上記7つの図に示している。

聴講内容

全体的な印象として、本フォーラムはImPACTの趣旨、特徴(「ハイリスク・ハイインパクト」、「プログラム・マネージャー」)を踏まえた成功に向けた運営方法の討議、PMがどのような社会的課題の解決に向けてハイリスク・ハイインパクト研究に取り組むかの紹介が目的なので、専門的な話はされなかった。プロジェクトの概要、最終的にはどうしたいか、そして課題点などをメインに話されていた。

■ 研究開発プログラム:ユビキタス・パワーレーザによる安全・安心・長寿社会の実現
プロジェクトマネージャー:佐野 雄二 様
・本プロジェクトはレーザー・プラズマ・加速器を融合したレーザープラズマ加速により、XFEL(X線自由電子レーザー)装置の開発と小型化を目的にスタートした。
・XFEL(X線自由電子レーザー)によって原子レベルで計測が可能になる。
・最終的には、設備診断、補修、生体撮像、医療分野などで応用したい。
・製品化はもちろん、ベンチャー企業を起ち上げたい。

■ 研究開発プログラム:進化を超える極微小物質の超迅速項目センシングシステム
プロジェクトマネージャー:宮田 令子 様
・本研究は身の回りの有害、危険物質(放射能やPM2.5など)から身を守るために、極微量物質の超迅速多項目センシングシステムを小型化し、いつどこでも実現することを計測できることを目的にスタートした。
・昆虫は体が小さいが、直角と中枢神経で物質を検出したり、物質を識別できるセンシングシステムを有するが、製作予定のセンシングシステムは昆虫の能力を超えるセンシングシステムにしたいと思っている。
・プロトタイプを作りながら、実用化したいと思っている。しかし、課題点として、正確性を求められるので、検証実験などは慎重に行わなければならない。

■ 研究開発プログラム:http://www.jst.go.jp/impact/program12.html” target=”_blank”>量子人工脳を量子ネットワークでつなぐ高度知識社会基盤の実現
プロジェクトマネージャー:山本 喜久 様
・脳の情報処理を量子力学に置き換えて量子ネットワークでつながれた量子人工脳として機能するコンピューターを開発するために本研究はスタートした。
・将来としては、レーザーや発振器でネットワークを組みたいが、ネットワークを張る技術が課題となっている。

■ 研究開発プログラム:脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現
プロジェクトマネージャー:山川 義徳 様
・脳情報を可視化し、脳のセルフコントロールができるようになることによって、産業競争力を強化させることを目的に本研究はスタートした。
・この研究は脳の状態が見えることによって、自分がなりたいあこがれの人の脳の状態へと調整する技術を開発するので、健康サービスや情報サービス、そして教育サービスなどでよく使われる。
・このような脳情報インフラ基盤を構築することで、言葉でなくても、世界に先駆けた脳情報産業を創出しようと意図している。

■ 研究開発プログラム:タフ・ロボティックス・チャレンジ
プロジェクトマネージャー:田所 諭 様
・日本は世界の中でも、世界一リスクの高い国といわれているが、日本だけでなく、世界的にも、自然災害にどう対処するかが必須の課題となっている。そのなかで、屋内で大活躍できるロボットではなく、自然災害のような極限状態でも活躍できるロボットを開発するために、本研究はスタートした。
・ロボットが何かを自発的に行うのではなく、あくまで、人間が遠隔操作によってロボットを動かすので、ロボットはあくまでツールにすぎない。なので、人間にはできないことをロボットにしてもらうようにする。
・製品化する前に、国土交通省の方や消防隊、自衛隊などに、検証実験に立ち会っていただき、ロボットの能力を判定して製品化するかを判断する。

■ 研究開発プログラム:セレンディピティの計画的創出による新価値創造
プロジェクトマネージャー:合田 圭介 様
・セレンディピティとは偶然で幸運な発見を意味するが、膨大な細胞から希少価値の細胞を迅速に正確発見できるようにすることが本研究のスタートである。
・本研究は産業化を強く意識し、開発されたセレンディピティを生かして、燃料の原料となる脂質を生産してくれる希少なミドリムシを用いて超効率バイオ燃料の開発、実証実験を行うことができる。また、医療分野でも、高効率で転移性のがん細胞を発見し、がんによる死亡率も低下させることができる。

■ 研究開発プログラム:イノベーションな可視化技術による新成長産業創出
プロジェクトマネージャー:八木 隆行 様
・物体に光を照射して超音波が出る原理を「光超音波イメージング」というが、本研究はその高度化が目的である。つまり、レーザーを対象物に照射し吸収帯から発生した超音波を複数の超音波センサで三次元画像を高速に形成することが目的である。
・対象物にあてる光の波長を変えることによって対象物も拡大化でき、また、三次元画像も白黒からカラーにできる。
・本研究は医療、健康分野で応用できるが、医療分野では、臨床研究が必要となる。
・本研究が実用化されたら、医療分野マーケットの大きさは約3兆円になる。

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